ワンパンで不妊治療のラスボス「顕微授精」となった悲劇

30代の不妊治療(顕微受精)体験ブログです。

とにかく検査に行ってみました

不妊に悩むご夫婦はとても多いということを、病院の予約状況で知りました。
初診の予約をするのに、まずは福岡県久留米市にある「◯◯ウイメンズクリニック」さんへお電話。

するとなんと!4ヶ月待ち!

どうやら先生の体調不良で初診の診察を大幅に絞っているそう。わたしはそんなに待てるほど若くもないし、我慢強くもないので、少し遠くはなるけれど範囲を広げて探すことに。
福岡市内だと数件不妊治療をしている病院がある様子。インターネットで情報収集したところ、技術力に定評のある「蔵本ウイメンズクリニック」をチョイス。すぐにお電話してみました。
こちらも通常は1ヶ月程待つようですが、たまたまキャンセルが出たとのことで、奇跡的に翌週の初診が決定。旦那様もご一緒にお越しくださいとのことで、夫を連れて行くことにしました。

診察当日、落ち着かない二人。受付の女性に「初診なんですけれども」と伝えると、問診票のような用紙とPHSを渡されて病院についての説明を受けました。

病院ではプライバシーに配慮されていて、院内での呼び出しはPHSに電話がかかってきますので、そちらの指示内容に従ってくださいとのこと。
なんて先進的な病院なんだろうと、驚きました。
ネットの評判ではとにかく待ち時間が長いと書かれていたのですが、さほど気にならない程度の待ち時間で診察室に呼ばれました。
診察室では、いきなり診察が始まるのではなく、プランナーと呼ばれる看護婦さんが色々とお話しを聞いてくださいます。
すごく具体的な質問もあり、

どれくらい授からないのか?に始まり、

性生活の頻度は?

タイミングは?

これまでの病歴は?

などなど、とってもセンシティブ。一通りお話した後、今後の検査についての大まかな流れを説明されて、その結果によって

タイミング療法

人工授精

体外受精

顕微授精

と、順を追って進みますとの説明でした。
初診で行う検査は私の場合は以下の内容。

血圧測定
血液検査
エコー
超音波

旦那さんは初の精液検査を受けました。精液検査の結果は即日で出るとのことで、わたしの検査が終わると、診察室に通され、精液検査の結果を聞くことに。

最初、先生の言葉に耳を疑いました。

「精子・・・ほぼゼロですね。1匹ピクッとかろうじて動くのがいますけど、凍結しますか?」

初診で精液検査をして、結果がほぼゼロで・・・いきなり凍結保存の話・・・。もちろん頭がついていかない私たち。
でもたぶん、当事者の旦那さんよりも、わたしの方が比較的に冷静。こんないきなりのタイミングで凍結を勧めてくるって、よほどの重症。凍結精子の保存は1本2万円だし持ち合わせもある。やっておけば顕微ができるかも。と思っていたけれど、旦那さんはなぜか破棄を希望。結果を冷静に受け止めることができず次にもう一度やれば回復していると思っている様子。

先生からは、ここまで結果が悪いと、次回劇的に回復していると言うことはナイですよ!と釘を刺されました。
が、それでも破棄するとの意思は変わらなかったようで、今回は破棄することにしました。