ワンパンで不妊治療のラスボス「顕微授精」となった悲劇

30代の不妊治療(顕微受精)体験ブログです。

自己注射を痛くなくするコツを調べまくる

わたし見つけました。全然痛くなくするコツ!

看護婦さんは針を全部刺せ!って言いましたけど…、全部刺した方が痛いんじゃん!うそつき!!
コツは簡単!

薬液を体温で温めて、針を3ミリほど浮かせて打つだけ!

ほんとに劇的に痛くなくなりました!
もうへーきへーき!へっちゃら!!
はぁ。。。
一時はどうなることかと思いましたよ。あの痛さを毎日なんて、絶対に嫌です!
もう治療もやめたくなるくらいの痛さでした。
でも・・・ゴナールとHMGはまだ痛くない方で、アンタゴニスト法のセトロタイド注射はどうやっても痛いらしい。。。トホホ。。。

さてさて、そんな苦労の結果、ちゃんと卵は育ったかな?

来ました診察日。
5日間ゴナールとHMG注射をがんばって、卵の成長具合をみに病院へ。
ちなみにわたしのAMHの値は毎回6.1~6.5の間くらい。これって34歳の女性としては高すぎる数値。多嚢胞性卵巣症候群になる確率が高いそうです。
でも、排卵障害はなく、案外正常に動いています。なので、まぁ、最初だし、薬は様子見も兼ねてちょっと少なめでした。

今日もまずは血液検査から。1時間ほど待って、ようやく診察室1へ。

え?「1」??1って・・・蔵本先生じゃん!!!

ぎゃーー!!

なんか無駄に緊張する!

いよいよ蔵本大先生とのご対面。説明会以来の接見。ふぅ~。。。相変わらずの専門医独特の雰囲気。
お話の内容から研究大好きな感じ(笑)

まずはちょこっと説明を受ける。このAMHだし、結構個数があると思うけど、TESE精子だから受精卵になりにくいかもね~。

(うむうむ。Netで読んだ。)

じゃぁ、エコーで診てみますか。と、いざ診察台へ。
先生の開口一番は

「あれ?少ないな。」でしたw

ですよね~^^;AMH6.4とかで卵8個って、なかなかナイですよね~!なんで8個なんだろうな~。20個とかあって良さそうなのにな~。誰か前胞状卵胞の増やし方教えてください。。。トホホ。

とりあえず一番大きいのが1.2㎜くらいに育ってて、もうあと3つくらいは順調にいけば成熟卵で採れそうだけど、他の4つは小さいから色々無理そう。
TESE精子で貴重品だし、弱いので、4分割以降~桑実胚までは精子の影響が大きく、上手くいかないかもしれない。
そこんとこ補うのにわたしの卵子数を増やしたいところだけど、わたしの身体はいたってマイペース。
これで質のいい卵が育ってなかったら・・・怖い想像はやめておこうw

そんな説明のみならず、他の先生と違って、蔵本先生はしゃべるしゃべる。
「この顕微鏡はね、この部分だけで100万くらいしてね、全体だと一台1000万。もうしばらくすると培養室の機器を1ヶ月半くらいかけて全部入れ替える予定なんだよね~。1億くらいかかるけど♪」
先生楽しそう~(笑)

その後、採卵は全身麻酔にする?とか、受精卵はまず2個凍結、分割したらまた1個凍結、胚盤胞まで1個は粘ろうと思うけど、どう?とか、出来そこない卵は研究に使ってもいい?とか、提案&同意で淡々と治療方針が固まっていく。早いけど分かりやすい~◎。
そして、薬への反応が悪いんだなと見越した先生は、注射の濃度を上げた。。。
次の診察は3日後。
そのためわたしはお仕事4連休w
あちゃちゃ~^^;