ワンパンで不妊治療のラスボス「顕微授精」となった悲劇

30代の不妊治療(顕微受精)体験ブログです。

いよいよ来ました凍結胚移植

やる前には「信じられなぁ~い!」なんて思っていたことも、人間慣れます。
自分で自分に注射を打つなんて、怖くてたまらなかったけど、結局慣れました。
そして今回の膣坐薬。わたしタンポンすらも大嫌いで、膣に何か異物を入れるってことにすごく抵抗のある人間なんです。
人の指もしかり。そんなことされたらドン引き!!と、思っていたわたしが・・・開始3日目にして早速慣れてしまいました(笑)
なんならもうちょっと奥まで突っ込んでやろうかなくらいに思えるようになりました(笑)
このところ、冷静に膣の構造を触指で確認してるんですが、手前が狭くて、案外左右に余裕があって、奥に行ったらやわらかいようだ。
指では4~5センチしか届かないので、その先がどうなってるのか、奥行きはどれくらいあるのかわからないのがすっごい気になる今日この頃。

膣坐薬の最適ポジションまで届いてるのかな~?と、多少の不安もありますが、まぁ、こんなもんだよね!と、あまり悩まないようにしました。
注射と違って痛くはないし、慣れるのも早いもんです。

そして明日はいよいよ胚移植。どうなることやら?と言うか、もし妊娠したら、わたしお母さんになる心の準備とか出来てないよ!!!

なんて言ってたら時間が経つのは早いもので、いよいよ胚移植の日を迎えました。体調は良好。
朝ごはんを食べて、プレドニンのお薬も飲んで、膣坐薬を入れて、いざ!出陣!と、旦那に車で病院まで送ってもらいました。
道すがら、車内で流行りのポケモンgoをやりながら向かっていたので、病院までがすごく早い(笑)
病院には予約時間の30分前に到着し、早速血液検査から。もう卵の融解がはじまっているようで、採血されながら看護婦さんから卵の状態について不意打ちの案内を受ける。

「9細胞だったのが、2個融解のダメージで潰れてしまって7細胞になってしまったようなので、グレードが3点になってますね。でも移植には何も問題はないので、大丈夫です。」とのこと。

なんか、ちょーーショックなんですけど。

しかもなぜ培養師でもないあんたに唯一の大切な卵の状態をペラペラしゃべられないといけないの?

軽率!!(`皿´)ノ

と、多少イライラしたところで、採血終了。しばらく待っていると、血液検査の結果には特に問題はなかったようで、”3階”へ案内されました。
またあの手術室のような空間へ。手術着に着替え、待たされること2時間半・・・長いよ!
初回で状況がよく分からず携帯も持ち込まなかったので、やることもなくてすっごく暇。
狭いベッドの上で寝てみたり、ボケーっとしてみたり、卵の融解に時間かかってるのかな?何やってるんだろ?と、精神と時の部屋のような時間が流れていきました。

そしていよいよやってきましたわたしの順番!

手術室に入る直前にトイレに行かされるんだけど、ここでショーツを脱いでおしっこ済ませてくださいだそう。
え?移植のときって、おしっこ溜めとくんじゃなかったの?・・・まぁいいか。
そして手術室に入り、培養師さんからまた同じ卵の説明を受ける。とても若いお姉さん。
これから移植する卵の写真を撮っていて、それを見ながらここにアシストハッチングしてますとか、2個潰れてしまいましたが他の細胞が元気なので全然問題ないですよって励ましてくださったので、ちょっと前向きになれました。

それにしても、蔵本の培養師って・・・こんな若いんだと少々驚きました。でも、ちゃんと患者の気持ちに寄り添って説明してくれたり、励ましてくれたりされるので、若いからって何も問題ありません。

そうこうしてるうちに先生が来て準備開始。
なんかグリグリされて気持ち悪い。。。
画面に子宮があんまり映らないらしく、何か塗られたりしてるみたいだけど、感覚はとにかく気持ち悪いだけ。
そして管が通されて、あっと言う間に卵がインされました。

『このちょうど光ってるところ辺りに卵がいますのでー・・・』と、先生の声。
画面を見たところでちぃさすぎる卵が目に写ることはないので、はい分かりましたーと適当にお返事(笑)

所要時間10分?

みじかっ!!

あの長い長い待ち時間は一体何だったんだ?
まぁ、アシストハッチングに撮影に現像に・・・時間がかかったんだだろうけど、とにかく説明が少ないので、よくわからない。
まぁ、聞くのもめんどくさいしいいや^^;

あ、内膜は9.3ミリだったようです。蔵本先生から以前の診察の際に、内膜は9ミリ以上であれば結果にそこまで変わりはないと言われていたので、あまり気にもなりませんでした。きっと何も言われてなかったら、薄いな~って心配していたかもですけど。

やっぱりよくしゃべってくれる先生の方が、ちょっとしたときに何かと言葉が思い出されてありがたいですね。
移植後は自分の足でスタスタあるいてベッドまで戻り、10分横になって休憩。
その後は着替えて普通の生活の始まりです。
安静に~とかそんなの全くナシ。

わたしの場合、着床までまだ丸2日はあるので、安静とかまだいいかなと思ったので、旦那と浜勝でスタミナを付けた後、帰り道に有名な神社に行ってポケストップまみれの境内を、気温36度の中、歩き回ってレアモンスターをたくさんGETしてました(笑)

いや~、さすがにやりすぎたかな?
でもまぁ、、、ストレス発散できて気持ちよかったです!

家に帰ると、日差しにあてられたのかすごく眠くなって、3時間程昏々と眠りについてしまいました。
そんな胚移植でした。

これから何回これを経験するんだろうな~と思ったけど、とりあえず、どこかのサイトで5回目までに授かる人がほとんどで、それ以降は無理だと書いてあったのを見て、とりあえず5回の移植まではがんばろうかな。
でも、分割の確認をしてない胚を移植したときはノーカウントにしたいけど^^;
次回は分割も確認できてない胚を2個移植するかも。まぁ、結果はなるようにしかならないし、悔いのないようにこれから生活していきたいと思います。
妊娠判定日は8月中ごろ。楽しみすぎる★